Zatta!

音楽、美味いもの巡り、映画鑑賞、etc…数ある自分の趣味や仕事の話をまとめて発信していきます。

ラジオをやりたいと本気で考えた話②

先日記事にしました、『ラジオをやりたいと本気で考えた話』シリーズその2です。

(記事書き終わってから書いている文章です:遅れてしまいまして、毎日投稿の連続記録が途切れました…また、この文章、自分でいうのもあれですが、ラジオだけでなく動画など様々なことを企画検討していくうえでタメになる記事になったのではないかと思いますので是非最後まで読んでください)

 

kurenainote.hatenablog.com

 今回は、本格的にラジオを作るために、企画書を作っていこうと思います。

今回は完成させるのではなく、検討の過程を書いていこうと思います。

 

企画書に書き込む内容から考えます。

  1. タイトル
  2. 企画意図(目的)
  3. 企画概要(構成)
  4. 企画内容(細部)
  5. 番組外での展開(お便りなど)

以上の5点をまとめながら書いていこうと思います。

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ラジオを考えるよ!

 

1.タイトルの検討

さて、ラジオの顔になるタイトルを考えましょう。ここでのインパクトはとても大事。少しでも視聴者の関心を惹くタイトルにすることで、視聴者の数は段違いになるでしょう。

歌の動画を例にすると、「【誰々】〇〇【歌ってみた】」とするのと、「美女が歌い上げる〇〇」とするのでは、再生回数が変わりそうな気がしませんか?

前者では、その人をすでに好きな人や名前を知っている人が多く見る動画になり、後者では、実際には顔を隠していたって、再生回数は伸びる動画になりそうです。

まあ、そんな簡単なものではないのでしょうが。

 

まずは実際に存在するラジオ番組のタイトルから考察して、タイトルを考えてみます。

 

一つ目は、オールナイトニッポンシリーズ「誰々のオールナイトニッポン」です。

これは半分ブランドみたいなものですね。好きな芸能人や面白い芸能人の名前にオールナイトニッポンがつくと、とても安心感があります。

語呂と覚えやすさがあるのがよいですね。

ちなみにオールナイトニッポンが始まったのは1967年。私が生まれる遥か昔です…

そしてタイトルは前身である「オールナイトジョッキー」から発展したものだそう。

 

二つ目は、「伊集院光深夜の馬鹿力」です。

うーん、インパクトありますね!これはコーナーの内容とかではなく、純粋に面白いタイトルとして考えたっぽいですね。

名前を入れるっていうのは、芸能人のラジオでは普通のことですが、知名度の低い人なら逆にない方がいいのかなと思います。

だって、知らない人が自分の名前を主張してしゃべっているラジオ、なかなか入りづらいんじゃないでしょうか。

 

三つ目は、「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」です。

映画批評のコーナーが人気だというラジオです。タイトルがカッコいいですね。

今までの三つに共通して言えるのが、放送時間帯や日にちをタイトルに入れていることですかね。ラジオといえば深夜ラジオ、ってことでナイトや真夜中、ミッドナイト…曜日はその日によって少しダサくなってしまうので、ウィークエンドにするとかっこよさが出ますね。

ここから、投稿する日にちや時間は固定した方がいいなあということがわかりました。

 

さて、三つ見てきましたが、もう一つ取れるだろう選択肢としては、メインになるコーナーを決めてしまって、そのあとにコーナーと絡めたタイトルを考える手法です。

看板コーナーというもので、何をするのかを視聴者に提示しやすく、ほかのコーナー名にも転用ができることがメリットです。

 

そうなると、今まで考えた結果でいうと、

  1. タイトルに名前はいれない
  2. インパクトのあるタイトルにする
  3. コーナー名からタイトルを取るのもアリ

といった感じでしょうか。

次回まとめた企画書を記事にするつもりなので、そこで考えたタイトルを載せようと思います。

 

2.企画意図(目的)

本心を言うならば、一に憧れ、二に趣味を誰かと共有したい、三に自己顕示欲、四にラジオを企画し作ること自体、その経験…が目的です。

しかし、そんなこと企画書には書かないでしょう!真剣に考えていきます。

 

 

ここで大事になるのが、「ターゲット」と「視聴者に何を届けたいのか」です。

自分本位ではなく、ラジオをはじめ動画等のコンテンツは、”視聴者が見たいから”見るのです。ゆえに、何を届けたいのかを考えるのは非常に重要だといえます。

 

 

まずは、「ターゲット」です。自分はまだ若く、年齢とマッチしているのは10代20代です。また、Youtube視聴者の層もこの年代に多いと思われますので、ここに焦点を当てることは妥当だといえるでしょう。

年代を絞ることで、その人たちが何に興味を持ち、何を求めるのかを番組の軸に据えることができます。さらには、タイトルもここから発展させることができるやもしれません。

さらに、性別やローカル性で絞ることもできますが、そこまではやめておきます。

 

 

次に、「視聴者に何を届けたいのか」です。ここは、「共感」と「リピート性」と「独自性」が大事なのかなと思います。

 

まずは「共感」。ある話をしても、言っていることに共感できなかったり、その経験がなかったりしたら、それ以上聞きたくなくなってしまいますよね。なので何かしら共感できる要素、あるいは、視聴者の役に立つものを発信して、ラジオにくぎ付けにするのが「共感」要素の大切な部分です。

 

次に、「リピート性」です。この要素は、時間と、その名の通りのリピート性。

時間というのは、長すぎると、もう一度聞きたいなと思うことが少なくなる、あっても気軽に見られなくなってしまいます。なので、10分~20分がベストの長さなのではないでしょうか。

そしてリピート性は、いつ聞いても笑える、や、歌を歌っているのでそのために聞きたい、のように、何度も聞ける、聞きたいと思える番組作りのことを指します。

数人でもいいので、複数回見ることに価値を見出す視聴者をゲットするためにも、この要素は慎重に考えなければなりません。

 

最後に、「独自性」です。また例えが歌になってしまうのですが、カバー曲を歌ったとして、そのカバーに原曲以上の価値を感じられなければ、原曲を聞いてしまえばいいのですから、「独自性」がないといずれ番組は廃れます。

この独自性がなかなか曲者で、お便りコーナーなど、いわゆるラジオの王道をいかにアレンジできるかという点と、ラジオDJと番組の構成の個性でどれだけ独自の世界を作っていけるかという点でセンスが求められます。

 

企画意図という言葉が薄れるくらい文章を書いてしまいましたが、以上のことを踏まえて、何度も何度も練って意図を考えて書くことが大切ですね。

純粋な気持ちで、思ったことを書いてもいいんですけどね。

 

3.企画概要(構成)

これは、番組の大まかな枠組みです。

ここで検討するのは、放送(投稿)日時、ジャンル、形式、出演者(ゲストを呼ぶのか)、などですね。

ここまで検討したことを踏まえて、箇条書きのようにまとめて書くのがいいでしょうか。できれば確定的にしてから書いていきたいものですね。

 

4.企画内容(細部)

これはタイトル以上に、ラジオの未来に関わっています。

具体的なラジオの内容をここに書いていく、また、番組の進行まで書いてしまってもいいでしょう。

 

では、コーナーの検討をしていきましょう。思い浮かぶコーナーのジャンルとしては、

  • お便りコーナー(質問型)
  • お便りコーナー(大喜利型)
  • お便りコーナー(テーマ募集型)
  • 批評・評価系
  • 紹介系
  • 独自系(一から考える)
  • 歌う

こんな感じでしょうか。お便りに頼ると、スタートダッシュに失敗してしまいます。コーク力、企画力を活かせるような看板コーナー、安定のコーナーはやはり独自系がインパクトとしてもよいかと思います。

しかし、いつになっても身内ネタにならないような内容も大事かと思います。

 

単純でネタが尽きづらいのは評価系・紹介系です。映画にせよゲームにせよ、評価していくことを趣味と絡めれば苦にもなりませんし、視聴者の要望に応えることもできます。しかし、独自性を出しづらいことが問題点ですね。故に新しい試みを考えていくことができれば、看板にすることも可能でしょう。

 

歌う、というのは単純ですが、リピート性と独自性を持っています。環境さえ整っていたらよいコーナーになるのではないでしょうか。

 

ほかに何か良いコーナーがあれば、コメントにて意見ください!!

 

5.番組外での展開(お便りなど)

これは、テレビ番組ならグッズ化であったり、歌ならアルバムを出したりといった展開の振り方、そしてお便りコーナーによる視聴者との交流の話です。

お便りは募集するのがいいと思っています。なぜなら、はがき職人という言葉があるくらいで、わくわく感やリピート性、固定の視聴者を作りやすいというメリットがあります。

ただし、コーナー検討でも書いた通り、こけたときにそれに頼っていると立て直しが利かないというデメリットがあります。

 

ここを考えるのは、すべて決まってからがよさそうです。

 

②の結び

ここまで、企画書を書くためにいろいろと検討してきました。

次回は、これをすべて踏まえ、まとめ、一つの企画書にして記事にしたいと思います。

 

自分的には、考えを整理することができてとても有意義でしたし、タメになる内容にもなったのではないでしょうか。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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→@kou_igami