映画『グラン・トリノ(GRAN TORINO)』のススメ
お久しぶりです、私です。ラジオ企画書を書いたり、音楽制作をしたり、ハースストーンの新環境を楽しんだり、と2日も間を空けてしまいましたが映画のレビューというか、おすすめをしようかと。
ご飯を食べに行くにも、映画を観るにも、ネットの評価を気にしがちな昨今、先にレビューを観てしまい、「この映画泣ける映画なんだー」と知ってハードルを上げて観てしまうと、結果的に泣けなかった…ということ、ありませんか?
自分は「ショーシャンクの空に」がまさにこのパターンで、それ以来あまり多く情報を入れないようにしています。
でも観るなら後悔しない、ガッカリしない映画が観たい…
わがままですね。
そんなことは余談なのですが、今回は多くは語らず、しかしおススメをしていきたいと思います(自分で書いてて難しそう…)
映画『グラン・トリノ』
スタッフ
監督:クリント・イーストウッド(「15時17分、パリ行き」、「ハドソン川の奇跡」等)
脚本:ニック・シェンク
キャスト:クリント・イーストウッド(「ザ・シークレット・サービス」等)
ビー・ヴァン
アーニー・ハー 他
観てすぐ、おススメ
この作品、ほんの数分前に観終わりました。余韻残る今、その流れでおススメ記事を書いていきます。
まず監督は名優クリント・イーストウッド。最近『ハドソン川の奇跡』や『15時17分、パリ行き』でメガホンを取り話題になりました。
渋さの権化ともいえるカッコいいイーストウッドが監督兼主演を務めます。
正直、キャストが豪華なわけでも、絵面が派手なわけでもありません。
この映画は、“刺さる”映画です。
クリント・イーストウッドが妻を亡くし、家族との付き合い方も上手いこといかない頑固おやじの役を演じます。めちゃくちゃハマってる。
人生の終わりも迫り、日々に幸せも目標もない…身体の不調、家族との関係。
そんな彼が、ある少年と出会うことで話が展開していきます。
このくらい簡単にあらすじを。
この映画を観て感じたのは、カッコいいじいさんが(日本では絶対あり得ない)皮肉り合いをすると痺れるってこと。
ワードのセンスがいいよね。
オシャレもかっこよさも兼ね備えた会話。こんな日常とユーモアに憧れる。
次に、漢の生き様。
頑固ながらに優しさは人一倍で、困っている人がいたら助けたり、曲がっていることが大嫌いだったり。若者は見て見ぬふりをしがち。
とにかくイーストウッドの姿を見て欲しいってこと笑
「正しい」って何なのかを考えさせられる。
最後に、友情。
観終わった後に思うがこの映画が一番重きを置いてるんじゃないかなと思う。
老人と少年のアンバランスな友情。お互いを思うようになっていく過程と、映画のクライマックスへの持っていき方が作品全体を上手くまとめて素晴らしかった。
“死とは、終わりなのか”
結び
あえて観終わってすぐ、文もうまくまとまらないなかで、気持ちを振り絞って書いてみました。
本当におススメの作品なので、ぜひ観て欲しいです。人生を豊かにしてくれるでしょう。