Zatta!

音楽、美味いもの巡り、映画鑑賞、etc…数ある自分の趣味や仕事の話をまとめて発信していきます。

ボイストレーニングに通って感じたこと

はじめに

私は、昨年(2017年の3月)からボイストレーニングに通いはじめ、今も続けています。

 

もともとシンガーを志す上で、試しにしばらく通ってみようと思っていて、3月・4月というキリのいいところで始めてみたのです。

 

今回は、自分が1年間と少しボイストレーニングに通ってきて、感じたこと、メリット・デメリットを書いていこうと思います。

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ボイストレーニングで何をしているのか

まず、ボイストレーニング(以下ボイトレ)で自分は何をしているのかというと…

 

①課題曲を設定して、その曲を完成させることを目指す

②発声練習、発声方法を学ぶ

③表現方法を学ぶ

④歌うときの立ち振る舞いや心持ちを学ぶ

 

…こんな感じですかね。

僕の場合、ボイトレの学校に行ったらまず先生と1対1で防音室に入り、最初7分間は自分なりに声出しをしたり、ストレッチをしたり、ウォーミングアップをします。

 

そのあと、本格的に先生の指導が始まります。

 

課題曲を歌ってみて、先生が気になった点を指摘、または自分で直したいところや、どう歌いたいかを言って、それに応じた先生の指導が入るという形式です。

 

ボイトレのメリット

私がボイトレに通って思ったメリットは、

 

その1.自分よりも圧倒的に上手くて、場数も踏んでいる人に歌を教えてもらえる

これは、あたりまえというか、ボイトレの大前提なんですけどね。

現役で音楽活動をしている方や、音大を出て、普段決して知り得ない知識を持っている先生たちに教えてもらえるので、自分に足りなかった部分がどんどん肉付けされていきます。

 

 

その2.客観的視点で自分の歌の分析ができる

これは、究極言ってしまうと、自分でもできるし、やるべきなんですけど、ボイトレでは自分の歌をライン録音や本格的な機材でレコーディングして指導を受けることが何度もあります。

 

自分が歌ったまま耳に入っている声と録音した声って全然違うもので、細かな部分まで自分のアラが見えてきます。

 

そして、自分はこんなに平べったく歌っていたんだ!とか、感情がこもってない!とか、こう言った表現ができるんじゃないか、というのが自分なりにも研究することができるのです。

 

 

その3.人脈ができる

これは相当大事なことで、先ほども書いた通り、現役で音楽活動をしている先生や、プロデューサーの方とまで接する機会があるので、少しずつではありますが、人脈が形成されます。

 

音楽業界なんて、特に顕著な例なんですけど、正直、人脈ゲーなところがあります。

ライブ出演や業界での経験談を聞いたり、ご飯に行ったり…

自分が目指す業界のことを知ることは、確実にタメになりますし、知り合いを増やすことはとても大きなメリットと言えるでしょう。

 

 

その4.楽に歌えるようになる

この辺りは少し細かいことなんですけど、自分はカラオケなどで歌っても、帰りには喉が痛くなる、典型的な喉歌いの人間だったのですが、いかにして力をコントロールして、消耗品である喉を傷つけずに歌えるかが大切なので、ボイトレに通ってどんどん負担がなくなって、今ではこの恩恵だけでも、通ってよかったなぁと思っています。

 

 

5.教室によっては特典がある

僕が通っているところでは、各シーズンに音楽プロデューサーさんの前で自分の歌を披露して講評をいただくという機会があります。

 

そのほかにも、歌だけでなく、楽器のレッスンであったり、グループレッスン、作詞作曲講座まで開いてくれています。

 

生徒に募集をかけてライブを開催することもあります。

 

ふつうに自分で活動していても、最初のうちにはなかなか無い機会が、ボイトレでは用意されているのです。

 

ボイトレのデメリット

いいところが沢山あるボイトレですが、実は少しだけデメリットもあります。

 

まずは、

結構お金がかかる

という点です。

 

学校に通っているのでお金を払うのは当たり前です。

 

自分が通っているスクール、そしてコースでは、月3回 45分のレッスンで1万5000円強。

 

これを高いと感じるか安いと感じるかはその人次第ですが…

大学生にとって月1万5000円って、結構な出費なんですよね。

 

夢のための投資、好きで通っているわけで、自分は満足ですが、人に金額を教えると、しばしば高いと言われます。

 

次に、

先生に当たり外れがある

です。

 

僕の場合、先生の当たり外れというよりは、特定の先生が付いているわけではないので、前回と今回で噛み合わない話をしている先生がいたりするんですよ。

 

システム上仕方ないことなんですけど、自分に合う先生、合わない先生が存在して、誰に当たるかは分からないんです。

なので、払ったお金に見合うような成長が得られるかは、運次第みたいなところがあるのです。

 

最後に、

自分で努力できない人が通うためのものではない

という点ですね。

 

書いておいてなんですが、デメリットというべきではないとは思います。

 

これは、ボイトレのスクールは、勉強できない子供を通わせる塾みたいなものではない、ということです。

 

あくまで歌い方などの矯正、技術向上のための術、を教えてもらうわけで、通い始めたからといって上手くなることが保証されているわけではないです。

 

ただ、自分で練習をするよりも、成長スピードと、技術は明らかに向上すると思います。

 

結び

いかがだったでしょうか。

あくまで自分が通ってみての感想ですので、そう思わない方もおられる方思います。

 

ですが、ボイトレに通おうか迷っている人なんかの役に立てばいいなと思います。

 

 

あと、今回の記事、投稿が遅れて毎日投稿が崩れたみたいなところありますが、まだ7/29ってことで!そういうこととする!

 

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